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ウルフルズが30周年でニューアルバム「ウル盤」発売!紆余曲折を経たバンドの魅力

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こんにちは。

ウルフルズがデビュー30周年を記念してニューアルバムの「ウル盤」を発売したと聞いて懐かしさもあり、目をとめました。

10代、20代で聞いた曲っていつまでも心に残っているものですね。

私が多感な頃に聞いたり歌ったりしたのがウルフルズでした。

トータス松本さんが関西弁の粋なおにいちゃんという感じで、好きなバンドでした。

ちょうど私が社会人になるかというタイミングでヒット曲を連発しましたが、その前の1980年代後半から90年代にかけて折からのバンドブームでかっこいいバンドを探すことに生きがいを感じていた私は、ウルフルズの「大阪ストラット」のグルーブ感とあふれ出す個性にすっかりはまってしまいました。

そんな多感な時代が過ぎて仕事に追われる中で時々、ウルフルズの曲に懐かしさを覚えたり、トータス松本さんのソロにウルッときたりしながら20年あまりが過ぎてきました。

そしてウルフルズのメンバーもベースのジョンBチョッパーさんが脱退してしまったり、戻ってきたり、バンドが活動休止をしてしまったりと紆余曲折を経て年齢を重ねてきました。

最近ではギターのウルフルケイスケさんが活動休止してしまい、どうすんの?という感じですがそんなウルフルズがニューアルバムを出したと聞いたらくいつかないわけにはいきませんよね。

そこで今回はウルフルズのニューアルバム「ウル盤」とウルフルズについてのお話です。

 

ウルフルズのニューアルバム「ウル盤」がうるっとくる訳


2022年にデビュー30周年を迎えるウルフルズは30周年にちなんで30曲を選んでセルフカバーを製作中です。

そしてその第1弾としてニューアルバム「ウル盤」が2021年8月11日に発売されました。

ウルフルズの歌は元気でのりのよい曲ももちろんいいですが、つらい時に背中を押してくれるような曲がとてもうるっときて共感できるんですよね。

それは、ウルフルズのバンドの歴史が紆余曲折、悲喜こもごも色々ありすぎてそのバンドのたたずまいそのものが、苦労の中をせいいっぱい明るく進んでいる姿を体現してるからだと思います。

 

ニューアルバム「ウル盤」の収録曲を解説

曲名 曲の分数
1 バンザイ~好きでよかった~ 4:35
やぶれかぶれ 4:24
それが答えだ! 5:33
泣きたくないのに 3:28
かわいいひと 3:56
笑えれば 5:33
きみだけを 4:31
39(サンキュー) 5:07
胸の… 3:51
10 大丈夫 4:07

1:1996年2月7日発売。言わずと知れたヒット曲です。年をとるとなかなか歌詞が軽く感じ歌いづらいですが、松本さんの声で聞くとしっくりくるのは不思議。

2:1994年12月14日発売。デビューアルバムに収録の曲で最初のヒット曲です。松本さんの声がまだ若く、今のようなドスの聞いた力強さがまだ無いのでこれはこれで初々しくていいのですが、歌のうまさは今の方が格段に上がっています。

3:1997年3月26日発売。80年代のディスコ調の曲。それが答えだと言いながら、答えの出ない悩みを笑い飛ばそうという、楽観的な時代を象徴する曲。

4:1996年1月24日発売。60年代のバラードっぽい曲。題名の通り、泣きの歌。歌詞からは大切な人を失った悲しみを必死でこらえようとする人の感情が感じ取れる。

5:1998年6月18日発売。これまた歌詞だけ見ると楽観的な曲でウルフルズの勢いだけで歌っている曲。松本さんのキャラクターでなければ歌えない曲。

6:2002年2月20日発売。少し感傷的な曲調に乗せて悩みもがきながらも明るく行こうという姿勢があふれ、背中を押してくれる曲。

7:1994年8月31日発売。これも60年代を感じさせる曲調。こうしてみると60年代の曲に影響を受けているバンドだと改めてわかる。

8:2006年3月8日発売。ファンキーな曲調に合わせて普段素直に言えない感謝の気持ちを綴った曲。

9:2008年2月に公開されたアメリカ映画の「団塊ボーイズ」のイメージソング。初の海外作品とのタイアップ曲。胸の内をわかってもらえない、もやもやした気持ちやせつなさが歌い込まれていてます。

10:2005年1月15日発売。進研ゼミのCMに使われた曲。そばにいるからきっと大丈夫とさわやかなメロディーに乗せて歌われると気持ちが上がる曲。

今回のアルバムにはセルフカバーで新たに収録し直された10曲が収録されていますが、CDだけの通常盤に加えて、2021年1月5日の中野サンプラザでのライブ映像を収めたDVD・Blu-rayとのセットの販売もあり、こちらにはまた違う曲が収録されています。

デビューアルバムに収録の「やぶれかぶれ」はトータス松本さんの声がまだ若く、今のようなドスの聞いた力強さがまだ無いのでこれはこれで初々しくていいのですが、歌のうまさは今の方が格段に上がっています。

ただ、若さゆえのみなぎるパワー、ギラギラ感はデビュー当時にはかなわないですね。

勢いってやつですね。

ウルフルズのメンバーも年齢には勝てませんが、円熟というものを見せられた感じがします。

 

トータス松本は外から見た関西人のイメージそのもの

何と言ってもバンドの顔はボーカル・ギターのトータス松本さんです。

私は今でこそ関西に住んでいますが、元々は他の所に住んでいました。

その時に抱いていた外から見た関西人のイメージにぴったりはまったのがトータス松本さんでした。

陽気で声がデカくて少し大袈裟で気前がよく、涙もろい。

もちろん関西弁をバリバリに話す。

こんなイメージです。

少し私より年上ですが、ずっとカッコイイ兄ちゃんです。

バンドはメンバーが減ったり、活動休止をしたりまさに波乱万丈で、自分もバンドから目を離していたら年をとっていた。

そんな感じです。

30周年のアルバム作成のプロモーションビデオがyoutubeで配信されましたが、久しぶりに見た松本さんは白髪が増えて年をとったな〜と感じました。

 

曲紹介のミニドラマが配信中

このアルバムに収録されている曲にちなんだショートドラマがyoutubeで順次配信中です。

心の中の言葉を伝えたくてもうまく言葉にならないキャストたち。

その思いがいよいよ煮詰まってきた時に何かが起こります。

私が見た時はまだ途中までの配信でしたが、全10話で構成されるドラマ仕立てになっています。

相変わらず面白いことを考えますね。

1話が2分弱と短いのですぐに見ることができますよ。

なんかうるっとくる曲展開なのに、笑わせてくれます。

是非見てみてください!

 

ウルフルズは不仲なの?

ウルフルズの歴史を見るときにはめまぐるしさを感じます。

1992年にデビューをして2022年でデビュー30周年を迎えるバンドですが、その途中は「何で?」の連続です。

デビュー時こそ低迷したこともありましたが、9枚目のシングル「ガッツだぜ!!」と10枚目のシングル「バンザイ~好きでよかった~」と立て続けにヒットを飛ばし、紅白歌合戦にも出場を果たし、一躍人気バンドになったのですが、そんな矢先、1999年にベースのジョンBチョッパーさんが脱退します。

この理由が公には音楽性の違いという当たり障りの無い言葉で片付けられていますが、ジョンBさんが他のメンバーの才能に対してコンプレックスを抱き、居心地が悪くなってしまったようです。

バンド結成当時はジョンBさんだけが楽器初心者ということだったので、始まりから技術的な差はあったのですが人気が出るに従って、ますますそれを気にして自分を追い詰めてしまったようです。

これに関連してジョンBさんの脱退は決して仲が悪いということではないというエピソードがあります。

バンド結成当時、ドラムがサンコンJrさんでは無かった時に、ベース初心者のジョンBさんの演奏に当時のドラマーからクレームが入ったそうですが、そのドラマーをやめさせたとのことです。

リーダーのウルフルケイスケさんがジョンBさんの人柄にほれ込んでいたとのことです。

演奏が上手いとか下手とか、そんなことではなく人間性でつながったバンドだってことがわかるエピソードですよね。

その後、2009年~2014年までのバンド休止を経て再開したのですが、2018年に今度は何とリーダーのウルフルケイスケさんがソロ活動に専念したいということで活動休止を宣言してしまいました。

これも、メンバーで話し合ったり、サシで話し合ったりした結果ウルフルさんのソロ活動への意志が固かったので、本人の意思を尊重しての活動休止とのことです。

仲が悪いなどということではなく、お互いを尊重した結果の活動休止という形です。

それだけに、また4人そろってのステージも見られる日が来るかもしれませんね。

 

わたしのおすすめのウルフルズのアルバム

シングルカットされる曲はもちろん名曲ばかりなのですが、全体を通していいアルバムというのはなかなかありませんが、私のおすすめはデビューアルバムの「爆発オンパレード」です。

このアルバムだけはトータス松本さんの声が違うのです。

青春時代真っ盛りの叫び声が全快でバンドの創世期の勢いを感じられます。

そんな中で光るのは、思いをよせる人に振り向いてもらえなかったり、付き合っていた人と別れた時のせつなさを歌った曲です。

「ぼくのほうがいいのに」「悲しくない」「やぶれかぶれ」

これは懐かしさからくるものかもしれないですし、今の世代の若い方が聞いてどう思うのかわかりませんが、うまくいっている時よりもうまくいかないことを歌った歌のほうが胸にしみるんですよね。

この胸にしみる曲の流れはこのデビュー当時からずっと「ウルフルズ」のベースにあると思います。

それからもう1枚のおすすめアルバムは「バンザイ」です。

タイトルにもなっている曲「バンザイ~好きでよかった~」はもちろんですが、「大阪ストラット」や「ダメなものはダメ」などノリでぐいぐい押してくる曲が満載です。

でも最後に「泣きたくないのに」でうるっとさせるのがウルフルズですね。

 

ウルフルズのニューアルバム「ウル盤」:まとめ


今回懐かしさもあってウルフルズのニューアルバム「ウル盤」に立ち止まった私でしたが、音楽にはそれをよく聞いていた時代を思い出す魔法がありますね。

今の若い方にも聞いてほしい曲がたくさん入ってます。

心の中のもやもや、その若さゆえに渦巻くせつなさを見事に歌い上げているウルフルズの熱量を感じることができます。

まだこれから後20曲がレコーディングされますが、どんな曲が歌いなおされるのかこれからも注目ですね。

個人的にはまだこの曲も聞きたいな~というのがたくさんあります。

それから願わくば、ウルフルケイスケさんにもひょっこりと帰ってきてほしいと思います。

今回はウルフルズのニューアルバム「ウル盤」についてでした。

最後まで読んで頂きありがとうございました。