こんにちは。
いつもサッカーの話が多いですが、今回は夫婦円満のために私がこれは忘れると即死!と思うものを秘訣として書いてみました。
我が家は結婚18年目の夫婦です。
決して仕事ができるわけでもなく、給料が高いわけでもなくむしろ下がってきている私に妻がついてきてくれていることに感謝していますが、面と向かって「ありがとう」と言えません。
この時点で妻にはかなりイラッとされており、「余計なことはペラペラ話すけど肝心なことは何も言わない」と言われる日常。
でも、夫婦円満の秘訣は妻が明るく元気なこと。
これが一番だと思います。
そのために何ができるのか夫としてもっと考えなければいけないと最近になってやっと思い始めました。
これまでに何度も離婚すると言われては何とか仲直りしてきました。
というわけで、夫婦円満の秘訣のはじまりです。
と言っても、私の失敗から皆さんにはそうならないように助けになれば・・ということであまり深刻にならずに読んでくださいね。
夫婦円満のための格言

夫婦生活は長くなるほどにお互いの悪いところが目につくようになってしまうようです。
我が家も若い頃はラブラブだったと懐かしむ今日この頃です。
そんな時に思い出す格言があります。
結婚式でよく祝辞で話されるかもしれません。
「結婚前は両目を開けて相手を見なさい。
結婚したら片目を閉じて相手を見なさい」。
私はこれを思い出すようにしています。
もともと自分の持っていないものを持っているところに惹かれて結婚したはずなのに、いつの間にかそれが価値観のずれとなって互いを見るようになりがちです。
相手のことをつぶさに観察しすぎず、価値観を押し付けすぎずにいきたいものです。
観察力は妻には絶対にかなわない
子育てを経験した女性はお母さんとしての役割を果たすために、色々なことに気づき毎日コロコロ変わる子どもの様子に対応しながら生きていくため、知らず知らずのうちにすごい観察力と強さを持ってきます。
子どもの顔色一つで体調がわかったり、家族の好きな食べ物や服の好み、ホクロの場所、子どもの肌荒れなど、どうしてそんなことまで知っているのかとその観察力には驚くことが多いです。
そんな妻がサラッと家を見渡せば、「洗面所に髪の毛が落ちてる」「洗濯物のたたみ方が雑」「食べ物を食べる音がうるさい」「加齢臭がする」と次々とその観察力が発揮され、指摘が入るのは当り前なのかもしれません。
ここで、「細かいことを言うな!」などと逆ギレしたらゲームオーバーです。
私は逆ギレしてしまいがちですし、実際に逆ギレしたこともありますが、余計ややこしくなってしまので素直に謝って直せるものはすぐに直し、すぐにできないことは何らかの対策をしましょう。
我が家は加齢臭のする服は漂白剤につけてから洗うようにしています。
もちろん、これも妻からの指導ではありますが。
妻の鋭い観察から逃れる方法
私の場合はまず、妻がそういうところに気付くまでになるべくたくさんのお話しとコミュニケーションをとります。
女性がお話し好きなのは世界共通ですからこれがうまく行けば家庭は平和です。
妻のレーダーが働き出したら、「ちょっと用事が」と言ってステルス機のようにレーダーをかいくぐり目の前から消えます。
近くにいるから目に付くのでいったん距離をとります。
あまり長時間いないとそれはそれで「私を避けてるの?」となってしまうので、ほとぼりが冷めた頃を見計らって他の話題を持ちかけながら妻のもとへ戻ります。
関わりを持つことが必要

私はついつい自分の趣味の時間に没頭してしまいがちで、妻の機嫌さえよければ、それをいいことに延々と自分の時間を満喫してしまいます。
これがまた妻の雷をまねくもととなります。
女性は男性以上にコミュニケーションを大事にします。
ちょっとした会話や一緒に散歩をしたりするだけでも全然雰囲気が変わります。
子どもに関わることが必要
子どもは私よりも妻になついています。
これは一緒に過ごした時間に比例して出る結果で、それだけ私が子どもを妻に任せてきてしまった証拠だと思います。
それで、何となく子どもが妻になついているのだから、「妻にまかせておけばいいやん」という思考になりがちなのですが、この考えがアウトです!
妻は夫には子どもに関わってほしいと思っていて、やるべき時に学校の宿題をしていなかったり、ピアノの練習をしなかったり、ゲームに夢中になりすぎたりという時に叱ったり、宿題を一緒にしたり遊んだりと時間をともに過ごすことを望みます。
家事は共働きなら分担は必須
最近でこそ20年近くの結婚生活で家事への関わりが増えてきましたが、少し前までは休日は休みたいと思ってしまいがちで、なるべく何もしないでゴロゴロとしていました。
料理は私の最も苦手とするところですが、妻も決して料理が好きではないのですが、平日は仕事から疲れて帰ってきても、使命感で頑張って作っています。
というわけで、休日は料理をしたくない妻のために、私の出番です。
今は、ネットでレシピを簡単に見れますので、それを見て自分も食べたい物をつくれば妻も自分もうれしいです。
けっこう、男性のたまに作る料理が見た目こそ少し悪くても味がいいと言われる可能性が高いんです。
それは、感覚ではなく慣れていないがために、レシピに忠実な分量で味付けをするためと言われています。
私も下手なりに作った料理をおいしいと言って食べてもらえるとモチベーションが上がります。
洗濯物をたたむのはずっと苦手で最近では妻と娘からも下手と言われ、私はへこんでいます。
それでも、とにかく妻が忙しくしている時に自分だけゴロゴロしないように心がけるだけで、妻のご機嫌がよくなること間違いなしです。
最終的には夫は家庭では妻の幸せのために動くことが一番のミッションです。
妻の記憶力を侮ってはいけない

妻の家族、特に子どもの買い物や病院のことや、あれやこれやお店のお得情報などの記憶力にはよく驚かされます。
でも、この記憶力が私が妻をひどく怒らせたことやがっかりさせたことを記録することに使われることがあり、それに関しては正直忘れてほしいな・・・と思うのですが、決して消えないようです。
妻の記憶に刻まれた私の失敗談
私がその昔やってしまった失敗。
これは、妻の記憶の中に永遠に記憶されています。
そして普段は忘れているのですが、何か他の怒りがきっかけで急に「そういえばあの時にあんなこともあったわ」というような形で思い出されます。
私の場合、結婚4年目頃の時に妻が体調を崩して寝込んでいる時に、私が仕事から帰って、事前に妻がしんどいと言っていたのはわかっていたのですが、仕事帰りで私も疲れていたこともあり、ついポロッと「ご飯は?」と口走ってしまったのです。
その前に妻を気遣うことを優先するべきでした。
その後のことはご想像にお任せします。
また、こんなこともありました。
これはもう少し前の話で結婚2年目頃のことです。
会社で転勤を命じられた時に今までもらえていた住宅手当がもらえなくなるという転勤だったものを、あっさりと妻に相談もしないで受けてきてしまったのです。
今となれば、どうして妻に相談しなかったのかと不思議なのですが、「仕事が第一、上司の言うことは絶対!」というのが私の考えだったのでしょうね。
自分が働けているのも家族の支えがあってこそと今でこそ思いますが、その時はわからなかったのです。
当然、妻の逆鱗にふれ、最終的には上司に相談することになったのですが、結果は変わらなかったので、これもしっかりと妻の記憶に残されてしまいました。
妻の心のスタンプ帳
この妻の記憶がたまる所を私は心のスタンプ帳と言っていますが、夫が何か妻をひどく怒らせることをする度に妻の心のスタンプ帳にスタンプが一つずつ押されていき、それがたまった時に夫婦関係が崩壊するというものです。
妻のスタンプ帳に後何個分のスペースがあるかわかりませんが、いっぱいにならないように気をつけたいです。
と、しおらしいことを言いながら、喧嘩をする時はお互いにすごいののしりあいをしていっきに空きスペースを埋めてしまう時がある私、本当にダメ夫です。
もっと広い心を持ちたいものだとつくづく思います。
ちなみに私には心のスタンプ帳なるものはありません。
すぐに忘れます。
あくまでも、女性の心にあることが多いですね。
以心伝心は無いものと思う

私のダメ夫ぶりばかりさらすことになり、はずかしいばかりですが、今回は男性と女性の違いとしてよく認識されることですが、夫は何も言わなくても伝わっていると思いがちです。
また、私からすればいちいち話す必要あるのかな?と思うことでも実際に言葉にして伝えることを妻は望んでいます。
食事の感想が家庭の平和を生み出す
我が家によくある光景。
夕食を妻が作ってくれて、私が食べます。
黙々と食べます。
すると妻が「何か言うことないの?」
と一言。
そうです。
「おいしい」とか「からい」とか何でもいいから感想がほしかったのです。
こちらとしては黙って夢中で食べるのが何よりも、おいしいというサインだと言うのですが、妻にはそれでは伝わらないようです。
これは全てにおいて通じるかもしれませんが、私がこれくらいのことは妻に言わなくても大丈夫だろうと思い、黙っていることを妻は言葉にして伝えてほしいのです。
なかなか感謝の言葉は照れくさく言いづらいかもしれませんが、「たった一言、されど一言」が夫婦円満の秘訣だと私も肝に命じ暮らしていきたいです。
妻のお菓子は妻のもの、家族のお菓子も妻のもの
あと、もう一つ言葉足らずシリーズで妻が買い物で買ってきたお菓子を黙って食べるのもかなり危険です。
これをやってしまうとかなりの確率で喧嘩となります。
必ず許可をもらって食べるようにしましょう。
許可をもらえないこともけっこうあるのですが、そこは今までの私の食べっぷりを不快に思っての言葉でもあり、私の体を気遣っての言葉でもあるのでしょう。
過激な発言を真に受けすぎてはいけない

いくら気を付けていても、夫婦である以上喧嘩は起こるものです。
お互いに言いたいことを言って調整することの繰り返しでしょう。
だいたい喧嘩すると妻のほうが、「別れる」とか「出て行って」とか「もう無理」「嫌い」と感情を爆発させて我が家は焦土と化すのですが、この状態で私が、その言葉に乗ってしまって、意地をはると長期戦となります。
最近はそういう妻の過激な発言が出ても、「またそんなこと言って~」と流すようにしています。
その方が我が家の場合、早く仲直りできます。
妻の過激な発言は感情の高まりからポンと出てしまった言葉で、半分は本音かもしれませんが、半分は私に改善してほしい期待の表れだと思います。
夫婦円満のための秘訣:まとめ

夫婦喧嘩をする度に「離婚する」という話まで行ってしまうことも多々ありますが、そもそも男性と女性が全く違う考えを持っていることをお互いに理解するべきでしょう。
喧嘩の原因を後で考えるとどうしてこんなことで喧嘩してしまったのかと思う程、些細な気持ちの行き違いであることが多いです。
「夫婦喧嘩は犬もくわぬ」という言葉があります。
何でも食べるワンちゃんでさえも夫婦喧嘩は見向きもしない。
それほど夫婦間の細かな内情はわからないしすぐに仲直りするから放っておきなさい。
という意味です。
夫婦のことは夫婦にしかわからないのです。
お互いに惹かれあって一緒になったのですから、妻が少しでもたくさん笑って過ごせる時間を作りたいと思います。
それが一番の夫婦円満の秘訣でしょう。
妻の気付きや記憶力に時々ピリピリとしてしまう時もありますが、妻の家族に対する思い入れの裏返しだと思えば、逆に愛情がわいてきます。
以上、夫婦円満の秘訣でした。